凹型が描けたので、
凸型をガッツリはめ込んでみると
2つで1つの形になった。
この世には凸と凹のように
対になる記号性で、足すと1つにまとまるものが沢山ある。
言語の世界においては、こういった対義語はANTONYMと呼ばれ、
言語に普遍的に見られる意味構造で、
特にペア(対)になるものを指す。
その中でも、一方を否定すると他方になるものがあり、
凸凹もその1つであり、特に強い記号性を持っている。
+と−、山と海、男と女、生と死、
などが同じ仲間と考えられるが、
対でもあり、元はひとつであったとも解釈できるのではないか。
こういった対義語は我々の想像力をとてもよく刺激してくれる。
物事を考える時の俯瞰的な視点を与えてくれたり、
小さなことを気にしないで済むようになったりする
きっかけを与えてくれる側面があると思う。
このANTONYMの解釈を記号的に解いていくことは、
思考の瞑想にも近いのではないか。
ただ、拡大解釈や誇大妄想といったように
この解釈がネガティブに作用することもあることも事実である。
きっと、迷走しない程度に瞑想とうまく付き合っていく位が
丁度いいのではないかと思うのである。
2015.06.07
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