4つの四角を描いた。
そこからどんなイメージが生まれるか、
試してみようと思う。
4は4つの辺を持つ平面図形を成立させ、
その図形は四角形または方形といい、
特に正四角形は正方形と一般的に呼ばれている。
360度を4で割ると直角になることから、
4は、平面、2次元空間における基数となり、
四角形は最も基本的な平面図形として多用される。
また、3次元においては4つの面で四面体を形成することもできる。
2次元上で方形をうまく使うと、
大きな面を効率良く分割することができるようになる。
そのため、同じ方形でも様々な比率の方形が生まれ、
それぞれが別々の用途に展開していく。
カメラのフィルムの比率もそうだ。
また、紙の断裁の都合などで生まれた方形も様々な比率がある。
さまざまな方形の種類に関して、
西欧では黄金比と言われる比率が好まれることが多いが、
日本では白銀比や正方形といった比率が好まれることが多い。
4は世界に基準や基盤、基礎といった基となる概念を
生み出したのかもしれない。
もし、世界中の四角形を全て集めた展覧会があれば
是非とも行ってみたいと思う。
2015.08.01