4つの三角形のような形を
並べて描くと、四葉のクローバーのような
縁起のいいシルエットになった。
野原でクローバーが沢山生えているところに出くわすと、
4つ葉のクローバーを目で追って探してしまうのは、
見つけると幸運になるという類の話があるからだろう。
では何故クローバーにそういった話があるのだろうか。
クローバーは大抵3枚の葉からなり、
西欧ではシャムロックと呼ばれ、
古代から守護の力を持つものと伝えられ、
聖パトリックが異教信仰との融和を図るために、
三位一体(信仰、希望、愛)の教えを説くときに使用され、
幸運のシンボルとしても親しまれてきたそうだ。
3つ葉のクローバー自体にそういった言い伝えがあるため、
ただでさえ珍しい4つ葉のクローバーが
もて囃されるのにも納得がいくだろう。
4つ葉は、キリスト教では十字架に見立てられたり、
それぞれの葉が、信仰、希望、愛、幸運を表していたり、
東西南北を意味し、世界を表すこともあるという。
ただ、あまりこういった類の話を信じ込み過ぎていると、
アメリカなどでは小馬鹿にされる傾向もあるようだ。
クローバーのも、4つ葉くらいまでなら有り難みがあるのだが、
5つ葉、6つ葉、7つ葉、とたくさんの葉がついたものを
見つけることが目的になっていくと、一体何が有難かったのか解らなくなる。
そんな気持ちになるまとめ記事があったので、リンクを貼っておく。
2015.07.11