山なりに盛り上がったシルエットを描くと、
夏の暑さからか、かき氷のシルエットに見えてきたので、
ブルーのシロップをかけてみた。
かき氷という夏の風物詩は、
日本独特のもので、あの氷と書いた旗を見るだけで
夏の暑さを和らげてくれる涼を感じるのではないか。
フランスのFLAPPEや、フィリピンのHALO-HALOも
似たような氷のスイーツだが、
日本のかき氷の特徴としては、氷の上に様々なシロップを
かけて食べるというものがある。
その中でもブルーハワイというシロップが昔から気になっている。
他のシロップは、イチゴ、メロン、レモン、あずきなど、
フルーツなどの固有の食べ物のフレーバーの名称が
ついているのに対して、ブルーハワイだけは
ハワイという国の名前がついている。
しかもブルーハワイという、海をイメージしような名称になっているのだ。
よく食べ物が不味そうに見える色は青というのを聞くが、
あえてその着色料満点の色を選んだのか気になるところだ。
しかも食べると下が真っ青になる。それを、子供の頃の自分は
好んで注文して下が青色になるのを楽しんでいた記憶がる。
調べてみると、ブルーハワイの名称は
カクテルの名称であり、映画の名称でもあるというのだ。
ブルキュラソーというリキュールを使用して作られた
ブルーハワイというカクテルの味を再現した味らしいのだが、
そもそも味がありそうでなさそうな気分カクテルの味を
どう再現するのかは、かなりオリジナル性を求められたことだろう。
そしてそのブルーハワイというカクテルの名前の由来は、
1962年に公開されたエルヴィスプレスリーが主演した
ブルーハワイという映画をイメージして作られたことにあるという。
てっきり、ハワイのビーチでトロピカルドリンクを
飲んでいる時の気分を表している味だと思っていたが、
以外と列記としたストーリーがあったことに感心した。
またどこかで見かけたらブルーハワイ注文してみようか。
2015.07.10
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