五芒星のような形が描けた。
しかし、星のようなシャープな印象ではなく
エッジがゆるく有機的なものに見えてきた。
ひょっとしたらこれは、海星(ヒトデ)かもしれない。
本当か嘘かわからないが、
我々がよく使いなれたアイコンの星型は
このヒトデの形が元になっているという。
確かに、夜空にきらめく星はこんな形をしていないし、ただの光の粒である。
どこかで、言語的な意味記号のSTARが橋渡しになり、
二つの記号がひとつになったと考えることができる。
またこのヒトデという生物は、裏側が非常に
複雑怪奇な形状をしていてなかなかグロテスクである。
造形美ととらえることもできなくはないが、
一般的には鳥肌系のビジュアルと言えるだろう。
真ん中に空いている穴は捕食のために使われ、
星型の形状に沿うようにドットやヒダや毛がある。
そして彼等は非常に自己再生能力が高く、
腕1本くらいであれば簡単に再生してしまうという。
人間では考えられない生態をしている彼等はどちらかというと
エイリアン的な立ち位置の生き物と考えた方がいいのかもしれない。
映画バイオハザートに出てくるゾンビの1種の口の形状が
非常にヒトデににていると思うのは僕だけであろうか。
海鼠などとも同じ部類に含まれ、
特に食用にされることのないヒトデだが、
煎じて飲めば、何かしら身体に効能がありそうである。
ひょっとしたら、人類の希望の星にならないとも限らない。
2015.08.20
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