5つの四角を描いた。
そこからどんなイメージが生まれるか、
試してみようと思う。
5は0から数えて、3つ目の奇数である。
1、3と同様、偶数で割り切れない数字であり、
2種類の対立に属さないことから、中立を表すこともあるようだ。
日本語で、2つの力がほぼ対等なことを五分五分と言うこともある。
5で思い出すのは、昔やっていたバスケットボールのチームが
1チーム5人であったことだ。
考えてみれば、なぜかバスケットボールのゲームは、
1対1、3対3、5対5、というように
奇数同士の対戦が基本になっている。
おそらくだが、どの戦術もうまく組み立てれば、
頭数を相殺しあって、1対1の状況を作り出すか、
1人のノーマーク状態をうまく作り出すことで、
高確率で得点を得るようになっていたことに改めて気付く。
戦隊ものの編成が、5レンジャーというくらいで、
5人組が基本になっていることからも、
チーム編成を組む上で個々の個性を最大限に発揮出来る最小単位が、
5なのかもしれない。
また、仏教においてこの世界を構成する要素を
五大(地・水・火・風・空)と言ったり、
道教においても五行(木・火・土・金・水)と言ったり、
人間の基本的な感覚を五感と表現したりすることは、
5つの構成要素があれば、この世の事象のある程度の
バランスをとることができるという裏付けにもなっているのだろう。
我々が5体満足なことは当たり前ではなく、
有難いことだと感謝しながら、日々精進しなくてはならないのだ。
2015.08.02
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