丸っこい形を描いて下を窄めると、
電球のようなシルエットになったので、
ソケットをつけてみた。
電球は、照明用のプロダクトとして以外にも
アイデアを思いついた瞬間の閃きを
表す記号として用いられることがある。
いつからそういった使われ方をするようになったのか
定かではないが、たまたまにしても非常に
キャッチーでかわいらしいアイコンだと思う。
いちばん最初に電球でひらめいたのは誰なのか
気になって少し調べてみた。
どうやらそれは、アメリカのカートゥーン映画の
FELIX THE CAT内でのことだったという。
最初の閃電球の登場は、頭の中に閃きの閃光が走るイメージを
外側に記号化した結果だったのだろう。
アイデアは不思議なものでずうっと唸っていても
生まれてこないことが多い。何か他のことをしている
時に思いつくこともある。ずっと考えていたことと
取り入れた情報の回路がうまく繋がって光が灯る感じ
ともいえるかもしれない。それならば確かに、
閃きの瞬間には電球が灯ることにも納得がいく。
かの有名な発明家エジソンの言葉に、
「天才は1%のひらめきと、99%の汗。」というものがある。
彼に言わせれば、閃くために努力があり、
閃きがあれば努力が報われるということなのかもしれない。
エジソンをはじめ、閃ける脳は素晴らしいと思う。
閃くことに人生をかけて努力し続ける姿勢には脱帽である。
それは閃きを生み出す脳の回路をたくさん持つ事だとすると、
自分にとってもやらなければならないことが
無限にある気がしてならない。
2015.07.15
0 件のコメント:
コメントを投稿