大きな丸が1つと小さい丸が4つ。
それは、犬猫の脚の裏にある肉球を想起させた。
私は肉球ファンではないので、
なんとなくこれで肉球と思えなくないが、
肉球ファンからすると、何だコレ、肉球の
形とちがうよと突っ込みたくなるのではないか。
そもそも真ん中にある掌球と呼ばれる部位の形が
こんなに単純な丸ではないし、
犬猫だって指は5本あって、1本だけ下の方に
もう1つ肉球があると思われるだろう。
それはさておき、僕が気になっているのは
肉球の英語名称である。
肉球は英語でPADと呼ぶらしいが、
その見た目と呼称の記号性が非常に頭の中で
気持ちよく一致したのは何故だろうと考えた。
おそらく、AppleのiPadというデバイズが
我々に与えるユーザーエクスペリエンスとどこか
近いからではないかと思った。
実際は、A NOTE PAD(メモ帳)のような意味合いで
自由に情報を書き記すようなツールという意味合いが
あると思うが、PAD(肉球)の方が身体感覚に
近い気がするのである。
スマホやタブレットのUXに慣れるということは、
指の腹の触感でデバイスを操作する感覚に慣れることであり、
我々の肉球の感覚が鍛えられているとも
考えられるのかもしれない。
2015.06.17
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