途中で斜めに折れ曲がった太い線は、
靴下のシルエットのように見えた。
靴下といえばクリスマス?ということで
背景に赤と緑の縞模様を敷き詰めてみた。
そもそも何故クリスマスの時に
プレゼントをもらうために靴下を用意するのかなど、
考えたことがなかったが、以外と常識だったりするのだろうか?
ちょっと温度感を確認したかったりもする。
おそらく、キリスト教の国では言い伝えとして
ある程度有名な話なのだとは思う。
サンタクロースの元になったキリスト教の司教の聖ニコラウスが、
街に住む貧しくて嫁に行けない3姉妹を見兼ねて、
真夜中に煙突から金貨を投げ込むと、
偶然にも暖炉のところに干してあった
靴下の中に見事に入ったのだという。
もちろん、その娘たちはそのお陰で、嫁に行くことができたという。
この話が元になり、サンタクロース(セント・ニコラウス)
からのプレゼントは靴下を用意して待つ習慣ができたのだ。
非常に単純な話だが、とても納得させられてしまった。
サンタクロースが姿を見せないのは、
キリスト教の精神で、
いいことをしても言いふらしたり見返りを求めてはいけない。
という教えがあるからのようだ。
日本人の宗教観はとても柔軟な点がいいところでもあるが、
クリスマスなど、他宗教の催事を特に深く考ずに
慣習として実行しているところは、他宗教の人から見ると
不思議に思われていることを自覚だけはしておいたほうが
いいのかもしれない。
2015.06.18
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