粒状の点をたくさん打ったら、
山盛りの大豆のようになったので
その受け皿として、升の四角を組み合わせた。
大豆と升といえば節分である。
節分は本来、季節の変わり目である
立春、立夏、立秋、立冬の前日を指す。
我々にとっては、立春の前日2月4日近辺に
福は内、鬼は外の掛け声で炒った大豆を撒き、
歳の数より1つ多い豆を食べる行事が一般的である。
そもそもなぜ節分に豆を撒くようになったのか
気になったので調べてみた。
もともと、季節の変わり目には邪気(鬼)が
生じるという言い伝えがあり、
それを取り払うためにこの行事を行うようになったようだ。
豆は、語呂合わせで魔目とも書くことができ、
魔物の目に豆を投げて目潰して追い払う魔滅に
つながるという説があるようだ。
豆と魔滅とは、呆れたギャグであるが、
食べ物で遊んではいけないという日本人にしては、
なかなか大胆な行事を思いついたと思う。
子供の頃、鬼の存在はさておき、
豆撒きの後に床に落ちた豆を拾い集めて
ボリボリ食べていたことが、非常に無邪気に思えてくる。
邪鬼も子供の無邪気な行為には、
太刀打ちできないのかもしれない。
2015.05.27
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