いくつもの継ぎ目があり、
ゆるやかにカーブしている竹のようなシルエット。
それは人間の背骨のようにも見えたので、背骨竹と名付けた。
よく、背中が曲がっていると言うが、
そもそも人間の背骨は曲がっているのだ。
後ろから見るとシルエット的には真っ直ぐになるのかもしれないが、
横から見れば一目瞭然、ゆるやかにカーブしている。
それによって、脊椎動物である人間の体重を支え、
バランスをとっているのだ。
猫背や腰痛といった身体の症状は、この背骨の歪みが
原因になるという考え方が一般的である。
背骨は全体として脊椎と呼ばれる一方、
その1つ1つは椎骨と呼ばれるユニットからなっている。
それをさらに分類すると、
頚椎、胸椎、腰椎、仙椎の4つに分類される。
知らなかったのだが、椎骨は全部で33個あるようだ。
魚の背骨らへんを食べている時に思ったことがあるのだが、
この細かい骨や背骨のユニットの数は
だいぶ個体差があるのだろうと思っていた。
話は変わるが、竹はものすごい早さで成長する。
早い時は、1日で1メートルも伸びるようで、
人間の身長の成長速度に比べたら比にならない。
背骨も竹も同じような節があるので、
同じように成長しているのかと思ったが、
とんだ孟宗竹だったようだ。
2015.02.24
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