3本の線の末端を2股に分かれるように描くと、
並んだ3本の矢のようになったので、
先端に鏃のようなたまりをつけてみた。
3本の矢にまつわる有名な話といえば、
毛利元就が晩年に病床で、
3人の息子を結束させるためにした話がある。
1本は簡単に折れても、3本は簡単には折れない。
だから3人の兄弟が力を合わせて毛利家を
守って欲しいと諭したという。
この他にも、3本の矢が例えに使われることはしばしばある。
一の矢、二の矢、三の矢という表現がある。
立て続けに行われる弓矢の攻撃からきているのだろうが、
何かの施作を立て続けに行う際などに引用される。
アベノミクスの3つの政策を3本の矢と言うことがあるのも、
安倍首相が、毛利に所縁の深い山口県出身だからだという。
3本の矢の話が今日の政治施策にも生きてきていると思うと、
なかなか不思議な感じがする。
3という数字は様々な局面で我々に強いインパクトを与える。
三角形の強い記号性については、
このブログでも触れているが、
ポリンキーのCMで、「三角形の秘密はね・・・教えてあげないよ!ジャン」
で終わることにも納得がいく。
3はある種の緊張感を保つのに、丁度いい数字なのかもしれない。
2015.05.11
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