両端にゴム紐のついたマスクのような形が描けた。
マスクとは顔だちという意味もあるので、
自然にそこに人の顔を重ねてみた。
春になると花粉が飛びはじめるため、
多くの人がマスクをして街中を歩く。
その数はときに異常に感じられるほどである。
マスクをした人の顔は、表情が発する情報量が大幅に少なくなる。
目の表情だけが頼りになるわけだが、
その目はいつもよりどこか
不機嫌な様相を呈して見えがちである。
だから、デート中にマスクをするのは
喧嘩の元になりかねないのでオススメできない。
逆に、マスクをしている女性が
美しく見えることもあるだろう。
目元美人はマスクをすれば完全な美人になれる。
マスクを取ったら口裂け女の可能性もあるわけだが、
春のボーっとした頭では誰もそんなこと
考えないのかもしれない。
顔は、マスクはに覆われることによって
半分の面積が無個性化を強いられる。
そもそもが外気と口を遮蔽するためにつけているものだけに、
そこにそもそも個性はいらないという説もあるが、
以外とコミュニケーション要素を盛り込める
盲点なのかもしれない。
2015.04.01
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