エジプトのピラミッドのような形が描けたので、
砂漠を照らす太陽を添えてみることにした。
実にシンボリックな図形同士の組み合わせである。
ピラミッドのような古代の建造物は
ほんとうに不思議である。
解明されていないことが多々あるゆえに、
様々な憶測が繰り広げられることもよくある。
一説によればその形状は、
太陽の日差しの形状を模したものらしい。
言われてみれば、てっぺんに太陽があったとすると、
大地に向って光が降り注ぐ形にも見える。
そして、太陽は地球で暮らす我々にとって
もっとも絶対的な存在と言えるほどの存在である。
そのため、日本の天照大神をはじめ
世界中のあらゆる信仰にまつわる神話において
信仰の中心に位置するシンボルでもある。
逆に言うと、太陽という絶対的な存在を用いれば
人の信仰心を刺激して信じ込ませることすらできるのだ。
究極のシンボルであるからこそ、慎重に扱うべきだと思う。
最近、太陽を食べるというサンゲイジングという健康法があることを知った。
日差しがさほど強くない日の出と日の入りの時間帯に、
太陽を眺め、そこからエネルギーをもらうというものだ。
裸足で行うなど、細かな注意点はあるのだが、
これによって、目から太陽エネルギーを吸収し、
脳に直接エネルギーを送ることで様々な身体の能力が活性化され、
超人的な能力が養われていくというものだ。
実際に世界には太陽だけを食べて生きている超人もいるという。
ヨガや瞑想で身体に起こるメカニズムに近いものだが、
古代から人間が行ってきた健康法には、
何か共通項があることは間違いなさそうである。
そして、その鍵を握るのは本当に太陽なのかもしれない。
2015.03.31
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